橋下徹氏 プーチン大統領の核使用の可能性に「追い詰められたら、人間なんでやけになる可能性はある」

[ 2022年10月9日 09:33 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(53)が9日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。バイデン米大統領が、ロシアによるウクライナ侵攻について、米ソが核戦争の瀬戸際に陥った1962年のキューバ危機以来で初めての核兵器使用に関する直接的脅威になり得るとの認識を示したことに言及した。

 バイデン氏が公の場で二つの危機を対比させたのは初めて。米政権内の懸念の強まりを反映した。ウクライナ東部・南部4州の一方的な併合手続きを完了したロシアのプーチン大統領は、「領土」防衛の手段として核兵器使用の可能性を示唆。バイデン氏は、世界最終戦争を意味する「アルマゲドン」という言葉を使い、危険が高まっていると強調し「キューバ危機以来、アルマゲドンの可能性に直面したことはない」と発言し「プーチン氏は面目と権力を失わないよう、どこに逃げ道を見いだすのか」とも述べた。

 橋下氏は、プーチン氏の核使用の可能性について「戦争指導者というか、政治家としてはですよ、もう最後、自分の命がもう国民から反乱が起きて奪われるとか、敵国に奪われるとか、そういう状況に追い詰められた時に、やけになるっていうのは人間なんでね、その可能性はあると思う」と自身の見解を述べた。

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2022年10月9日のニュース