桂文枝 盟友・西川きよしと漫才披露!創作落語に歌唱…盛りだくさんの55周年独演会

[ 2022年7月16日 21:50 ]

初漫才とは思えない掛け合いで爆笑を取った(左から)桂文枝と西川きよし
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 落語家・桂文枝(79)が79歳の誕生日となる16日、大阪・なんばグランド花月(NGK)で「落語家55周年記念独演会」を行った。

 中入り後には盟友・西川きよし(76)と「コツコツブラザーズ」を名乗って漫才を披露。「エンタツアチャコ」を思わせるタキシード姿で登場した2人は、さすがの掛け合いでいつしかきよしの元相方、故・横山やすしさんの破天荒エピソードに。

 15分の予定が10分以上もオーバーするほどで、最後はきよしが「健康が大事なんだからサポートしてくれる人を探しなさい。そうや、西川かの子がいました」と、長女を猛プッシュ。

 文枝 そんなことになったら、あなたをお父さんと呼ばなアカンよ
 きよし すべての財産はかの子さんに
 文枝 いいかげんにしなさい!
 きよし いやいや、まだ終わらへんよー
と、常識を覆すスタイルで大爆笑を呼び大いに盛り上がった。

 創作落語2本も披露した文枝は、大ラスで着流し姿になり落語の中で登場した“劇中歌”ならぬオリジナル演歌を披露。大きな拍手がわき起こる中「もう今日死んでもいいです。79歳の誕生日。こうして温かい声援と拍手…」と声を震わせ「これからも頑張ります」と涙でしめくくった。しかし、文枝はそれだけでは満足せず、最後は「かの子さんとは一緒になりません。それだけは誓っておきます」と力説。爆笑のダメ押しで幕を閉じた。 

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2022年7月16日のニュース