バカラで106億円負けた大王製紙前会長、出所後またしてもカジノへ 3000万円を9億円まで増やすも…

[ 2022年7月16日 15:34 ]

著書の撮影に臨む井川意高氏 箕輪厚介氏のツイッターより(@minowanowa)

 大王製紙の前会長・井川意高氏(57)が16日放送の文化放送「村上信五くんと経済クン」(土曜前9・00)に出演。カジノで106億円以上負けて気付いた「ギャンブルの本質」について語る場面があった。

 バカラにハマり、会社の金を湯水のごとく使い続けた井川氏。11年に巨額の使い込みが発覚し、同11月に逮捕された。カジノで使った額は約106億8000万円。執行猶予なしの懲役4年で収監された。

 そして刑期満了後、井川氏の姿はまたしても韓国のカジノにあった。軍資金は、スポーツカーを売却して手に入れた3000万円。その後約4日かけて、なんと9億円まで増やすことに成功したという。しかし「結論から言うと、全部スってしまった」と事もなげに語っていた。

 また、「ギャンブルの何が魅力かっていうと“臨死体験”なんです。一番シビれるのは、持っていったお金が無くなりかけて、最後の“これで終わり”というところから、元手まで取り戻すところ。要は死にかけたところから生還する、そこでアドレナリンが出るんですよ。9億円のときは特に何も思わなかった」と、その本質について熱弁する一幕もあった。

 そして、19年夏に突然バカラ熱が冷めたという。「シンガポールで、滞在期限マックスの1カ月をやり続けまして。ダラダラとやって負けて、燃え尽きたって感じですね。たまに暇つぶしでネットカジノをやりますが、もういいかなと」“卒業”を宣言。リスナーに向かって「ギャンブルをやったことない方は、絶対にしない方がいい」とメッセージを送っていた。最後は、6月に出版された新著「熔ける 再び そして会社も失った」をPRしていた。

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2022年7月16日のニュース