今田耕司の正論 朝食で米とパン両方取った自衛官の停職3日「厳しすぎると思わない」理由

[ 2022年7月16日 12:51 ]

今田耕司
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 お笑いタレント今田耕司(56)が、16日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」(土曜前11・55)に出演し、公務員の不祥事をめぐるルールに私見を語った。

 番組では、横浜市の女性職員が遊ぶ金欲しさに風俗店で働き、懲戒処分になったニュースを紹介。さらに、航空自衛隊の入間基地で、50代の1等空尉が朝食の際、パンか米の二択と決められた中、両方を取って停職3日の処分を受けたことも伝えた。

 自衛官の話題については、SNS上で「処分が厳しすぎる」といった意見が多く見られた。そんな中、今田は「僕は厳しすぎると思わない。絶対ダメ」と強い口調で言い切った。「自衛官だから。もし作戦とかで食料が限られてて、こんなことを乱すと、1人の食料がなくなるじゃないですか?」と、厳しい処分を支持。出演者たちからの驚きの声に、「みんな『キングダム』とか読んでない?」と、人気漫画「キングダム」からの知識がもとになっていることをほのめかし、笑わせた。

 さらに今田は「食料の管理って、部隊の人数と、何日これで戦えるというのは命がかかってる」とも主張。「こんな人が上官になってしまった日には、こんな人に命預けられる?自分だけやない。他人の命もみんなが共有するわけですから」とも話した。

 今田自身は「体験したことはないで?」と前置きしつつ「全寮制の学校におったから」と、自身の育った環境に言及。「厳しかったですけど、戦争とか命をかけたところに複数で行くとなった時の仲間の信頼で言うと、それも訓練じゃないですか?」と訴えた。

 さらに「ザ・プラン9」ヤナギブソンが「ご飯1杯でも少ないなというか、おかわり自由ちゃうんや?ぐらいに思った」と疑問を口にすると、再び今田が「お腹いっぱいにせえへんと動かれへんような体を訓練で作ってしまうと(いけない)。少量で動けるかという訓練もしてはると思う」と、推測も込めて口にした。

 大まじめに語る今田に、月亭八光は「正論中の正論が飛び出してしまった」と納得。今田は「『トップガン』も最近見た、ということもありまして」と、ジョークも加えていた。

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2022年7月16日のニュース