渡辺謙長男・渡辺大 連ドラ初主演、俳優デビューから20年で大役 シネコン支配人演じる

[ 2022年6月2日 04:00 ]

BS松竹東急の連続ドラマ「シネコンへ行こう!」で主演を務める渡辺大とヒロインの北乃きい
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 渡辺謙(62)の長男で俳優の渡辺大(37)が連続ドラマに初主演する。シネマコンプレックス(シネコン)の裏側を描く群像コメディー劇「シネコンへ行こう!」(BS松竹東急、月曜後10・30、7月4日スタート)。2002年の俳優デビューから今年で20年。初の連ドラ主演に「ドキドキだったのですが、楽しみながらやっていければ」と意気込んでいる。

 営業不振にあえぐ地方都市のシネコンを舞台に、映画業界で働く人々の奮闘を描く物語。渡辺は熱意を失った支配人役を演じる。シネコンを舞台としたドラマが制作されるのは今作が初めてという。

 米ハリウッドでも活躍する父親の背中を見て育ち、自身も俳優として映画業界に深く関わってきた渡辺。「昔の『蒲田行進曲』のように、撮影現場や映画業界の裏側を描く作品はとても面白いので、ニヤニヤしながら台本を読んでしまいました」と物語に親近感を覚えている様子だ。

 本社から出向してきた新人マネジャーというヒロインを務める北乃きい(31)は「普段から利用させていただいているシネコンを舞台にした作品に携わることができて、うれしかった」と出演に感謝。渡辺は「個性的なメンバーとシネコンの裏側を面白おかしくお伝えしたい」と話している。

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2022年6月2日のニュース