六平直政 大杉漣さんとの出会いは下積み時代のアルバイト「“俺たちどうなの、役者として”って聞くと」

[ 2022年6月2日 16:04 ]

俳優の六平直政
Photo By スポニチ

 俳優の六平直政(68)が2日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演し、下積み時代のアルバイトについて語った。

 六平は、劇団「状況劇場」での下積み時代、300種以上のアルバイトで食いつないでいたと言い、「どぶさらいとか、俺、彫刻家でしたからお化け屋敷の人形づくりとか、恐竜つくったり。あとはボーイ兼シェフ。そこのママが銀座の白いばらチェーンの№1で、ものすごいいい女だったんです。こっちは24、25でしょ。だから、バイト行く度に若いから、きれいな女性だしムラムラしちゃって、働いてても」と懐かしそうに話し、司会の黒柳徹子が「その人とは何ごともなく?」とツッコむと、「全然。だって年上だし。ママですから。ママに手を出したら舞台みたいになっちゃうじゃないですか」と笑った。

 そして、黒柳の「大杉漣さんがいたのもそこなの?」には「漣さんはまた別で、デパートがあって、そこで夜中、二人で内装で、ここは何売り場とかいうのを吊ったり、そういうのを大杉さんとやってました」と言い、「大杉さんも無名、転形劇場にいて。俺より年上ですけど、まだ無名で。こっちも状況劇場でしょ。二人で“大杉さん、俺たちどうなの、役者として”って聞くと、大杉さんは無口な人だから必ず“だめなんじゃない”って。“ああそうですよね。だめですよね”って。大杉さんはすごくいい人。やさしい。いろんなことを説明してくれるし。自分も苦労されているから、苦労人のことがね」と振り返っていた。

続きを表示

2022年6月2日のニュース