六平直政 最大の恩人は原田芳雄さん「“死んじゃうぞ、この名優が”とか名優でもないのに言ってくれて」

[ 2022年6月2日 17:46 ]

俳優・六平直政
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 俳優の六平直政(68)が2日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演し、恩人の故原田芳雄さんについて語った。

 司会の黒柳徹子に「下積み時代の生活苦の中で、あなたを助けてくださったのは、原田芳雄さんだったんですって?」と聞かれた六平は「1番この業界に入れてくれたのは芳雄さんなんですよ。芳雄さん、いい人でした。最高にいい人」と明かした。

 そして、原田さん、柄本明、余貴美子とともに映画「ラスト・フランケンシュタイン」(91年公開)の撮影で富山・利賀村に泊まりこんだことを回顧。周りに飲食店がなかったため、原田さんの部屋に“バー原田”って張り紙をして毎晩そこで4人で飲んだと言い、「ある時に芳雄さんが柄本さんに“おい、柄やん、六平ちゃん、アングラで金もなくて死んじゃうぞ、この名優が”とか名優でもないのに言ってくれて。“どうすんだよ、死んだら。お前、入れてやれよ”って言ってくれて。それで34の終わりに芳雄さんの助言で柄本さんの乾電池に。芳雄さんのおかげでこの道をつけていただいた」と「劇団東京乾電池」の柄本に頼んでくれたことに感謝していた。

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2022年6月2日のニュース