六平直政 下積みの劇団員時代の収入は「1日何銭にもなんなかった。佐野史郎も一緒でゼロ円だった」

[ 2022年6月2日 15:39 ]

俳優・六平直政
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 俳優の六平直政(68)が2日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演し、下積みの劇団員時代について語った。

 六平は、劇団「状況劇場」での下積み時代について、「全然食べていけなかった。体重が53キロくらいで痩せてて食べ物食えないし」と言い「テレビにも映画にも出れないし、こんなアングラくそ劇団でと思って。当時は10年近くでトータルでもらったお金が20万いかなかった。日割りで計算した劇団員がいて1日何銭にもなんなかった」と告白。黒柳が「(劇団同期の)佐野史郎さんももらえなかったの?」と聞くと「佐野も一緒でゼロ円だった。唐さんはいつもいい役を俺に振るんですよ。いい役だなって思うけど、やったら俺やったことないからできないんですよ。必ず途中で“もうお前できないからいいよ。おい佐野、お前がやれ、この役”って、いつも佐野に役取られちゃって。大した芝居でもねえのに、佐野の芝居も」と笑いながら言いながら、「でもあいつ、いまだに親友です。劇団の時もあいつ、医者の息子で金があったから、阿佐ケ谷のあいつの家に行くと羽布団。その羽根布団に寝かせてもらった」と振り返った。

 そして、自身は家賃5000円の木造アパートの三畳一間で暮らしで「何にもついてない。共同炊事場、共同トイレ。夏なんかはシャワーもないから共同炊事場に夜中に行って、乗っかってシャワーみたいに。そこがマイ・シャワールーム」と話した。

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2022年6月2日のニュース