ウーマン村本 来年3月米移住へ、漫才では“風刺ネタ”「政治家たちこそ廃棄するべき」

[ 2021年12月5日 21:27 ]

「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔
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 お笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」村本大輔(41)が5日放送のフジテレビ「THE MANZAI 2021 マスターズ」(後7・00)に出演し、社会問題や政治家に触れた漫才を披露。「来年の3月にアメリカに行く」と伝え、自身のツイッターでも「3月末にニューヨークに移住します」と発表した。

 村本は相方・中川パラダイス(40)と登場、得意のマシンガントークをさく裂させた。コロナ禍で仕事を失った人や、東京五輪で弁当を賞味期限が切れる前に大量廃棄していた問題などに言及。「給料が国に税金として持っていかれる、その税金がこの国の政治家の給料になる。この国は25年間ずっと不況が続いている。不況がずっと続くといろんな人が仕事を失う、でも不況にした本人たちは全然仕事を失わない。だから、俺は政治家たちこそ廃棄するべきだと思う」と、まくしたてた。さらに「こんなことをテレビで言ってしまったら『お笑い芸人が政治家にひどいこと言うな』って絶対炎上するのよ、炎上して最終的には俺がこの場所から廃棄されるのよ」と続けた。最後は「来年の3月に俺はアメリカに行くんです、お前たちは失ってから気付くんだ」と結んだ。

 ツイッターでは「THE MANZAI」とともに、「ウーマンラッシュアワー」がトレンド入り。「ウーマンラッシュアワーのネタは街頭演説だと思うようにしてる」「今の政治に物申してくれた」「お笑いを混ぜて政治にメスを入れてくれた!考えるキッカケ!ありがとう」とする声から、「毎回政治批判しかしないな…」「漫才じゃない!ただの政治批判。笑えん」と、賛否両論あがった。「面白いかどうかは別として、お笑いのネタに政治を扱うことのどこが悪いんでしょうか?その理由を教えていただけますか?」の意見も見られた。

 村本はこの日、ツイッターで「来年の3月末にニューヨークに移住します」と明かした。3月6日に都内で「最後のライブ」をすると告知し、「最後にきてください。いいライブします。おれにとって芸人とはなにか。ここでお見せします」と呼びかけた。

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2021年12月5日のニュース