「日本沈没」有馬隼人アナ 古巣看板枠でドラマ初出演「喜んで馳せ参じ」終盤台本「文字からも緊迫感強く」

[ 2021年12月5日 12:00 ]

日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」第8話にゲスト出演するフリーアナウンサーの有馬隼人(C)TBS
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 フリーアナウンサーの有馬隼人(44)が5日に放送されるTBS日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」(日曜後9・00)第8話にゲスト出演することが発表された。ドラマ出演は今回が初。劇中のワイドショー番組のMC役を演じる。

 俳優の小栗旬(38)が2010年10月期「獣医ドリトル」以来11年ぶりに同局の看板枠・日曜劇場に主演。1973年に刊行された小松左京による不朽の同名名作SF小説を原作に、当時も扱われた題材「環境問題」を2021年バージョンとして鮮明に描く。原作に大きくアレンジを加え、舞台は2023年の東京。国家の危機に瀕してなお、一筋の希望の光を見いだそうとひた走る究極の人間ドラマがオリジナルのキャラクター&ストーリーとして展開される。

 第8話は、アメリカの会見を受け、中国は日本政府との移民交渉を完全に遮断。世界各国も中国の動きに同調し、もはや世界との移民交渉の窓口は閉じられた。“日本沈没”という情報も全世界に知れ渡り、日本国内も政府や東山総理(仲村トオル)への怒りが日増しに高まり、デモが広がっていた。再度、中国と交渉した日本政府は、到底不可能な条件を突きつけられる。天海(小栗)と常盤(松山ケンイチ)は八方塞がりの中、田所博士(香川照之)からは日本沈没はいつ起きてもおかしくないとを聞かされる。追い込まれた天海は、唯一の打開策を思いつく。里城副総理(石橋蓮司)の協力も得て、中国に対してのイチかバチかの危険な賭けに出る天海だったが、衝撃的な出来事が待ち受けていた…という展開。

 有馬は大阪・箕面高校、関西学院大学とアメリカンフットボール選手として活躍。大学時代には甲子園ボウルに出場し、年間最優秀選手ミルズ杯も獲得した。2001年、TBSにアナウンサーとして入社。04年に退社し、アメフト選手に復帰。12年シーズンをもって引退した。現在はフリーアナとしてアメフトの実況・解説を行う傍ら、17年からは社会人チーム「アサヒビールシルバースター」のヘッドコーチを務めている。

 ▼有馬隼人 子どもの頃から見ている「日曜劇場」に自分がお邪魔を!?ってことで喜んで馳せ参じました。お役に立てたかどうか心配ですが…現場の皆さんのおかげで撮影を楽しませていただきました。いよいよ物語も第8話で、撮影時のシナリオの文字からも緊迫感が強く伝わってくるほどの内容でしたので、ご覧の皆さんにも存分にそれを味わっていただけることと思います。このまま最終回までお見逃しなきよう、お願いいたします!

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