浅田美代子 アイドル時代の音楽番組は嫌だった?「また下手だって言われるんだろうなって」

[ 2021年12月5日 15:32 ]

浅田美代子
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 女優の浅田美代子(65)が5日、フジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。アイドル歌手時代に音楽番組に出るたびに「まだ下手だって言われるんだろうな」と思い悩んでいた過去を明かした。

 この日はプライベートでも親交がある、タレントの清水ミチコ(61)と脚本家の中園ミホ氏(62)とともにトークを展開。浅田はTBSの大ヒットドラマ「時間ですよ」のオーディションがきっかけで芸能界入り。1973年放送の第3シリーズでお手伝い役でデビューし、同年に劇中歌「赤い風船」でアイドル歌手としてもデビューした。

 アイドル時代の浅田の大ファンだったという清水は「浅田さんって、歌を歌いますよ!って感じがしなくて、歌いたくない!って出てるのがすごい良かったの、私は」と指摘。すると、浅田は「だって…あんなに下手だ、下手だって言われてさ、もう音楽番組行くたびに、また下手だって言われるんだろうなって」と清水が感じたものを認めた。

 当時について「もう下手の代表ぐらいに言われていて」と浅田。「それで、生放送が多かったから、『時間ですよ』とかの収録の合間に行ってたりしてたから、帰ってくると、(共演者も)みんながその時間見ていてくれて『今日はちゃんと歌えたねぇ!』とか言われて、『何なんだろう、私』って」と共演者からの励ましもあったことを明かし、苦笑した。

 清水は「コメントとかもこの人だけ、無防備なところが凄い良かった。『美容に何かやってますか?』っていうと、大概の人が『何もしてない』って言うけど、『美顔器を買ったばっかりなんです』とか言っちゃって。なんて正直なんだろうって」とも指摘。これに、浅田も「ぶっきらぼうでしたよね」と笑った。

 アイドル雑誌に掲載された部屋の写真も「うちを写されましたよ、ぐちゃぐちゃな部屋を。後から見ると、あ、きたねっ!って」と浅田。中園氏も「本当に自然体だった。昔のアイドルは作り物みたいだったけど、この方は自然体だった」と同意した。

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2021年12月5日のニュース