三遊亭円丈さん死去 76歳 独自の創作落語で若い世代のファンを開拓

[ 2021年12月5日 14:26 ]

三遊亭円丈
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 落語家の三遊亭円丈(さんゆうてい・えんじょう、本名・大角弘=おおすみ・ひろし)さんが11月30日午後3時5分、心不全のため死去した。76歳。5日、落語協会が発表した。葬儀は近親者のみで執り行った。

 1964年に六代目三遊亭円生に入門。78年に真打ちに昇進し、「円丈」を襲名した。主な作品は「グリコ少年」「ぺたりこん」など。

 「実験落語」として独特の世界観を持つ落語を積極的に創作し、ファンを新規開拓。上方落語の桂文枝らにも影響を与えた。昨年からは落語協会理事を務めていた。

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