爆問・太田 小山田圭吾の過去のいじめ 五輪楽曲制作担当続投に「覚悟をしたんじゃないかなと」

[ 2021年7月18日 14:25 ]

「爆笑問題」の太田光
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 お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(56)が18日放送のTBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)に生出演。東京五輪の開会式で楽曲制作を担当するミュージシャンの小山田圭吾(52)が過去に雑誌のインタビューで学生時代のいじめについて告白していたことに関して言及した。

 太田は「別の話になるかもしれないけど」としながら、「今、小山田さんは相当な批判を日本中から受けてますよね。これ(記事)を見て、許せないと思う気持ちは当然なんだけど、抗議が日本中に巨大化した時に、つるし上げのような、彼が退場するまでそれを続けるのか、っていうのはまた連鎖になっちゃうんじゃないか。それはそれで考えないといけない」と強調した。楽曲制作担当の続投については「当人と言うよりも、選んだ人の言葉が足りない」とし、「小山田さんはこれを辞任しませんと言うことで、たぶんこれで続けていくという覚悟をしたんじゃないかなと。俺の勝手な推測なんだけど。それで全うすれば、違う見方をする人も出てくると思うんだけどね」と話した。

 小山田は94年1月発行の「ロッキング・オン・ジャパン」(ロッキング・オン)と95年8月発行の「クイック・ジャパン」(太田出版)で、同級生を箱に閉じ込めたり、障がいのある生徒をからかったりしたことを自慢げに語っていた。16日には自身のツイッターで「多くの方々を大変不快なお気持ちにさせることになり、誠に申し訳ございません」「深い後悔と責任を感じております」などと謝罪する一方で、辞任の意向は示さず。ツイッターには4000件を超えるコメントが寄せられたが、大半が辞任を求めるものだった。

 17日、大会組織委員会の武藤敏郎事務総長は「小山田さんが例の謝罪をされたというのを私どもも十分、理解した。彼は今、現時点において十分に謝罪をして反省をして、倫理観を持って行動したいと言っている。我々は当初、知らなかったのは事実だが、現時点においては小山田の弁明も伺って、引き続き、このタイミングなので、彼には支えていってもらいたい、貢献してもらいたいと考えている」とあらためて擁護した。

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2021年7月18日のニュース