武田鉄矢 IOCバッハ会長への批判に「金メダルの話題が2つか3つ重なれば、みんな忘れます」

[ 2021年7月18日 12:39 ]

俳優の武田鉄矢
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 俳優でタレントの武田鉄矢(72)が18日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。開幕が間近に迫った東京五輪について言及した。

 番組では、新型コロナウイルス禍での開催となる東京五輪に合わせて来日中の国際オリンピック委員会(IOC)トーマス・バッハ会長(67=ドイツ)について取り上げた。組織委を訪問した13日には、日本人と中国人を言い間違え「チャイニーズピープル」と口に。慌てて「ジャパニーズピープル」と言い直す一幕があったことや、16日、反対意見が渦巻く中で被爆地の広島市を訪問。東京都などに緊急事態宣言が再発令されており、五輪開催も含めて“強行訪問”には批判の声が多く挙がっていることなどを紹介した。

 23日に開会式を迎える東京五輪について、武田は「この状況でオリンピックができる国を世界で探すと、日本しかありませんよ」とキッパリ。「他の国でやったら、内乱が起こったり、反対運動が渦巻いて、こんなに穏やかに、長閑に盛り上がらないオリンピックを平然と待てるのは日本人しかいません。そこをできるのがこの国」と嫌味たっぷりに持論を展開した。

 菅義偉首相と、小池百合子・東京都知事について触れ、「つくづく、菅さんにしても、小池さんにしても偉いと思う。まず、その偉さを称えなきゃ。なぜかといったら、失敗したら、あの人たちはパーですよ。それをあんな穏やかに、やせもせず、おできになるんですから、立派な方々ですよ」と続けた。

 さらに「バッハさんのことも、言い間違いも含めて、金メダルの話題が2つか3つ重なれば、みんな忘れます」と私見を述べた。

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