デーブ氏 バッハ会長をバッサリ「空気を読む必要がないって思いこんでる」

[ 2021年7月18日 13:35 ]

デーブ・スペクター氏
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 放送プロデューサーでタレントのデーブ・スペクター氏が18日放送のTBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)に出演。新型コロナウイルス禍での開催となる東京五輪に合わせて来日中の国際オリンピック委員会(IOC)トーマス・バッハ会長(67=ドイツ)について言及した。

 バッハ会長は13日の組織委を訪問した際には、全ての人々にとって安全な大会開催への意欲を示す際に、日本人と中国人を言い間違え「チャイニーズピープル」と口に。慌てて「ジャパニーズピープル」と言い直す一幕があった。14日に菅義偉首相と官邸で会談した際には、国内の新型コロナウイルス感染状況が改善した場合は観客入りを検討してほしいと伝えていたことも明らかになった。16日には反対意見が渦巻く中で被爆地の広島を訪問。東京都などに緊急事態宣言が再発令されており、五輪開催も含めて“強行訪問”には批判の声が多く挙がっている。この日夜には東京・赤坂の迎賓館で40人程度が出席する歓迎会が開かれることになっている。

 デーブ氏は「通常だったら歓迎会をもっと盛大にするのもありなんですけど、福島から1000人来るのもやめたし、いろんなこと今犠牲になっているのに、空気が読めないって言うよりも空気を読む必要がないって思いこんでる。ここまで来たら続行するぞって自己中心で動いてるだけなんですよ」と憤った。「バッハは当然海外の報道も見ているはず。今もの凄く過熱しているんです」と海外からも批判が高まっているとし、「彼の英語を聞いていると全くユーモア感がないんですよ。別問題として。つまり人を盛り上げようということに向いてない人でもあるんです。全部マイナス面になっているんですよ」とも辛口批判した。

 加えて「彼が分かっていないのは、もともとの東京五輪はコンパクト、復興。今は復興でも何でもない。それとおもてなしも売り物だけど、おもてなしもできないわけですよ」と強調。「コロナに勝ち取ったと言いたかったんだけど、勝ち取ってない。全部違うからその中で歓迎会やるか、っていうことなんですよ」と力説した。

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2021年7月18日のニュース