テレ朝 開催意義問いかける中での五輪中継「多様な意見を冷静に…その姿勢に変わりありません」

[ 2021年7月7日 05:00 ]

テレビ朝日の社屋
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 テレビ朝日は6日、新型コロナウイルス拡大の影響で社長定例会見を中止したことを受けて、報道各社の質問状に文書で回答。同局の東京五輪への対応について見解を示した。

 同局では、報道・情報番組内で五輪開催の意義を盛んに問いかけ、開催へ否定的な世論もある中で、競技中継や関連番組も多数放送することになる。

 これについて、同局は「報道局の各番組では、東京オリンピック・パラリンピックについて多様な意見を冷静に伝えてまいりました。今後ともその姿勢に変わりありません」と説明。そのうえで「中継に関しては、1964年以来56年ぶりの東京での開催となるオリンピックの魅力、醍醐味を視聴者の皆さんにしっかりと伝えてまいります」と意気込んだ。

 同局の五輪中継では、2004年のアテネ五輪からメインキャスターを務める松岡修造氏(53)、16年のリオ五輪からコンビを組む寺川綾さん(36)に加え、サッカー元日本代表の内田篤人氏(33)もキャスターを務める。「陸上競技 男子4×100メートルリレー決勝」「ソフトボール女子決勝」「柔道女子53キロ級/男子66キロ級決勝」「陸上競技 競歩男子50キロ決勝」などを放送する。

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2021年7月7日のニュース