柳楽優弥、春馬さんとの共演を振り返る「これからもずっと愛して、大切にしたい」

[ 2021年7月7日 18:56 ]

「映画 太陽の子」の完成披露試写会で舞台あいさつした、左から、國村隼、柳楽優弥、有村架純、黒崎博監督。
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 俳優の柳楽優弥(31)、女優の有村架純(28)が7日、都内で行われた「映画 太陽の子」(監督黒崎博、8月6日公開)の完成披露試写会舞台あいさつに出席した。「日本の原爆開発」を背景に、太平洋戦争末期という時代に翻弄された若者の青春を描く。主演の柳楽は原爆開発の極秘任務を受けた石村修、昨年7月18日に亡くなった三浦春馬さん(享年30)は修の弟の裕之を演じている。

 柳楽は、印象に残っているシーンに、三浦さんそして2人の幼なじみを演じた有村との海の撮影を挙げ「春馬くんとは10代前半からオーディションで一緒になる仲。戦友というか、ライバル、今回は兄弟の関係で関わった。春馬くんがこの作品に愛を持って参加してくれたように、僕自身も春馬くんをこれからもずっと愛して、大切にしたいとそう思えるシーンです」と語った。

 有村は「柳楽さんも春馬さんも一度お仕事ご一緒したことがあったので、自然と幼なじみの関係性ができた。作品は戦時下でしたが、撮影の合間は笑顔が多かった。その仲で関係性を作り上げた」とほほ笑み。また「3人のシーンでは縁側で未来を語りあう場面が印象に残っている。裕之が戦地に戻る前夜でもう3人で会えるのが最後になるかもしれない切ないシーン。そこで台本にはなかったけど、2人の手を握った。言葉じゃない人間の温度が伝わればいいなと思い提案した」と振り返った。舞台あいさつには國村隼(65)、黒崎監督(52)も登壇した。

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2021年7月7日のニュース