King Gnu井口 「ROCK IN JAPAN」中止に「みんなで幸せになる方法はないのか」

[ 2021年7月7日 14:34 ]

「King Gnu」の井口理
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 4人組ロックバンド「King Gnu(キングヌー)」のボーカル・井口理(27)が7日、自身のツイッターを更新。日本最大級の野外音楽フェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021」の中止を受け、コメントした。

 開催中止を伝えた、同フェス公式アカウントのツイートを引用しながら「今この国にあるのは曖昧なルールと同調圧力。それで守られる人もいれば、殺される人もいる。誰かが不幸になるんじゃなくて、みんなで幸せになる方法はないのかな」。King Gnuは初日の大トリを務める予定だった。

 ROCK IN JAPAN FESTIVALの公式サイトは同日、8月7~9日、14、15日の計5日間、茨城・国営ひたち海浜公園にて開催されることが発表されていた同フェスの中止を発表。

 「安全なフェス実現に向けて、1年以上の長い時間をかけて開催スキームを検討してきました。そして、会場である国営ひたち海浜公園、地元自治体の茨城県やひたちなか市との協議の末に開催の承認をいただいて準備を進めてきました」としながらも、2日には茨城県医師会および県下26の医師会から中止要請が事務局にあったという。

 「フェスを開催するためには、開催地のご理解とご協力が何より大切です。まして、コロナ禍においてはなおさらです。コロナ対策と熱中症対策の両立を目指し、会場内での救護体制を強化してまいりましたが、地元病院・医療関係者のご理解・ご協力は欠かすことができません。医師会からの中止要請を重く受け止め、事務局内で協議を重ねた結果、ROCK IN JAPAN FESTIVALの開催を断念するしかないと決断しました」と中止決定の経緯を報告した。

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2021年7月7日のニュース