テレ朝 7月期「刑事ドラマ」多さ指摘に「その時代の社会背景や人間模様などを描き」

[ 2021年7月7日 05:00 ]

テレビ朝日の社屋
Photo By スポニチ

 テレビ朝日は6日、新型コロナウイルス拡大の影響で社長定例会見を中止したことを受けて、報道各社の質問状に文書で回答。7月期の新ドラマでも刑事ドラマが並ぶことへの狙いを示した。

 同局は7月スタートの新ドラマとして、俳優の佐々木蔵之介(53)主演の「IP~サイバー捜査班」(木曜後8・00)、女優の天海祐希(53)主演の「緊急取調室(第4シリーズ)」(木曜後9・00)、俳優の東山紀之(54)主演の「刑事7人(第7シリーズ)」(水曜後9・00)、俳優の斎藤工(39)主演の「漂着者」(金曜後11・15)、ジャニーズJr.の美 少年主演の「ザ・ハイスクール ヒーローズ」(土曜後11・00)をラインアップしている。

 新ドラマについて、同局は「新作あり、おなじみの人気シリーズもありと、夏クールの連続ドラマも非常に楽しみな布陣がそろったと大いに期待しております」と期待感を示した。

 そのうえで、5作中3本が刑事ドラマとなっており、やはり刑事ドラマの多さが目立つ。「テレビ朝日では、『相棒』『科捜研の女』『警視庁・捜査一課長』など、さまざまな刑事ドラマを制作し、長きにわたって視聴者の皆様に支えていただいてまいりました」としたうえで「同じ刑事ドラマという枠組みはありますが、それぞれその時代の社会背景や人間模様などを描き出し、視聴者の皆様にエンターテインメントとして楽しんでいただける作品となるよう心掛けています」と見解。「今回の『IP~サイバー捜査班』も、昨今急速に増加しているサイバー犯罪事案を専門に扱うチームを描いた、新たな魅力を持つ作品ですので、ぜひご期待ください」と力を込めた。

 「IP~サイバー捜査班」は1日放送の初回2時間スペシャルでスタート。初回の平均世帯視聴率は10・3%、個人視聴率は5・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

続きを表示

2021年7月7日のニュース