ロザン菅 視聴率公表に異議あり!「視聴率を気にしすぎて、似たような番組ばかり並ぶのは…」

[ 2021年7月7日 19:33 ]

「ロザン」の菅広文
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 お笑いコンビのロザンがユーチューブチャンネル「ロザンの楽屋」に動画を投稿。「視聴率を公表すべきか」のタイトルで議論した。

 菅広文(44)は「そこまで知る必要性があるのかな」と切り出して、「高視聴率の番組だけで言えばいいんじゃないか」と主張する。視聴率が低い番組を公表することについては、「見ている人からしたら気が悪いし、見ていない人は見んとことなる。誰のプラスにもなってない」と訴えた。さらに出演者の立場で、「そこまで視聴率のことを分かってない。(視聴率が上がっても)ギャラが上がるわけでもないし、よく分かっていないことを発表している感じがある」と続けた。

 これを受けて、宇治原史視(45)は「重要なのは年収やのに、年商だけ発表してる。とりあえず売り上げがあがれば、みたいな感覚に陥っている」と口にすると、菅も同意。「(番組の)利益率は分からん。テレビ局関係者は分かってると思うけど、そこは発表できない」と口にして、視聴率至上主義に釘を刺した。

 さらに宇治原は「視聴率をとるのは、おそらくスポンサーさんがどの番組にCMをつけたいかということに対して一番重要。スポンサーさんはたくさんの人が見ている番組にCMを打ちたい。だから、視聴率はスポンサーさんだけが知っとけば、という話。お客さんに見せる必要はない」と主張した。

 菅も「視聴者のためにも、視聴率が高い低いということを気にしすぎて、似たような番組ばかり並ぶのであれば、視聴率の高さを気にせずに違う番組があった方がいい」と応じて、バラエティーに富んだ番組作りの重要性を訴える。さらに、作り手も受け手も視聴率に影響され過ぎている現状を打破するため、「視聴率を公表しなかったらいい。ただし、いい番組は誘導できる可能性があるから言ってもいいんじゃないかな、というのが落としどころじゃないかと思う」と結論づけた。

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2021年7月7日のニュース