李麗仙さん死去 79歳 「アングラの女王」 「金八先生」では教頭役で存在感 長男は大鶴義丹

[ 2021年6月25日 13:31 ]

李麗仙さん(1999年撮影)
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 女優の李麗仙(り・れいせん、本名大鶴初子=おおつる・はつこ)さんが22日午前、肺炎のため東京都杉並区の病院で死去した。79歳。葬儀は近親者で行われる。喪主は、長男で俳優の大鶴義丹。

 1942年、東京都生まれ。60年代から劇作家の唐十郎氏らと劇団「状況劇場」で活動し、個性的な演技で「アングラの女王」と評された。

 78年のNHK大河ドラマ「黄金の日日」に出演、「3年B組金八先生」第4シリーズでは、武田鉄矢演じる熱血金八先生と対立する堅物の教頭を演じ存在感を示すなど、映像の分野でも活躍した。

 67年に25歳の時に唐氏と結婚し、翌年に長男の大鶴を出産。88年に唐氏と離婚していた。

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