原嘉孝が「タクフェス」主演 「緊張感もありますが凄く光栄」東北弁にも初挑戦

[ 2021年6月25日 04:00 ]

タクフェス第9弾「天国」で主演を務める原嘉孝
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 ジャニーズ事務所所属の俳優・原嘉孝(25)が、俳優の宅間孝行(50)が手掛ける舞台「天国」で主演を務める。「緊張感もありますが、凄く光栄です。ファンの方、さまざまな苦しみを心に抱えている人、何かを表現する立場の人にも見にきてほしいです」と話した。

 宅間が作、演出、出演する舞台「タクフェス」シリーズの第9弾。2010年の春、宮城・石巻の映画館に忍び込んだことをきっかけにそこで働くようになった高校生や周囲の人々の日常や東日本大震災を契機に生まれた心境の変化を描く感動作。宅間の4年ぶりの新作となる。

 タクフェス初出演となる原の起用理由をプロデューサーは「別の作品でご一緒した際に感じた芝居への真摯(しんし)な姿勢、人一倍強い責任感が今回の決め手です」と語った。宅間も「彼がドラマを背負い、物語の良いスパイスになってくれると思う」と期待を口にした。

 原は東北弁に初挑戦。「東北地方や、人間の温かさを感じさせる方言という印象。その温かさにより、さらに深みを増した物語を届けたいです」と意気込んだ。10月から12月にかけて名古屋、札幌、新潟、仙台、大阪、東京で上演予定。

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2021年6月25日のニュース