李麗仙さん死去 長男・大鶴義丹「唯一無二のアングラ女優人生を全うして、一片の悔いなき人生だった」

[ 2021年6月25日 13:47 ]

大鶴義丹
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 女優の李麗仙(り・れいせん、本名大鶴初子=おおつる・はつこ)さんが22日午前、肺炎のため東京都杉並区の病院で死去した。79歳だった。訃報を受け、長男で俳優の大鶴義丹(53)が25日、所属事務所を通じてコメントを発表した。

 大鶴は「母・李麗仙は2018年に脳梗塞を患リハビリに励んでいましたが、今年の春に肺炎になったことから入院生活となり、今月22日に永眠しました。享年79歳」とコメント。「私の父である唐十郎とともに劇団『状況劇場』を興し、60年代70年代のアングラ劇場シーンの真っただ中を疾走しました。父・唐十郎とは離婚しましたが、最後まで盟友としての親交はありました。最後の舞台は、2017年の『六条御息所』でした」と振り返り、「唯一無二のアングラ女優人生を全うして、一片の悔いなき人生だったと思います」と記した。

 葬儀については「今週末に、家族友人や演劇関係者だけで行う予定です」としている。

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