矢部浩之 両親から再三の借金依頼も「こいつら、反省してないな!」 驚いた両親の行動とは?

[ 2021年5月29日 17:36 ]

「ナインティナイン」の矢部浩之
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 お笑いコンビ「ナインティナイン」矢部浩之(49)が、28日放送のフジテレビ系「人志松本の酒のツマミになる話」(金曜後9・58)に出演し、両親から再三にわたる金の無心があったことを告白した。

 この日は過去の収録からオンエアされなかった出演者のトークを放送。矢部は「うち、すごい実家が借金まみれやったんですよ」と話し、「借金まみれで、そのつど『貸して』って言われて」と、両親からの借金依頼を打ち明けた。

 矢部は度重なるお願いに嫌気が差しつつも、両親を思い、大きな借金の清算をしたという。「おかんに『全部教えてくれ。あるだけ。それ出すわ。最後やで』って。大金をね(出した)」。ところが、数カ月後に母から電話が。「浩之、金貸してくれ」。相変わらずの金の催促だった。

 「俺もうなんぼ出してきた?出さへん。約束したから」。母にこう告げた矢部だったが、母は「分かった。もうええわ、お父さんと最後、代わるわ」と、父に電話をつないだという。矢部が金を貸せないことをあらためて伝えると、父は「分かった」と言いながら「誰がここまで育てたと思ってんのや。勘当じゃー!」と矢部にブチギレ。タイミングも理由も謎なキレ方に、矢部も「大ボケですよね」と苦笑いした。

 「俺、もうさすがに切れて、『もう二度と連絡してくるな。二度と会わへんわ』って切ったんですよ」。矢部も逆ギレして電話を切ったものの、「子供やから、ちょっとモヤモヤしながら日々、暮らしてた」と本音ものぞかせた。

 しかし、さらに約1カ月後、夜中にもかかわらず、マンションの呼び鈴が鳴ったという。モニターに映っていたのは、自分を勘当したはずの両親だった。大阪から7時間かけて来た2人の目的は、もちろん借金の依頼。「部屋に上げて、いきなり土下座されて。『すまん、全部お父ちゃんが悪い。最後や、ほんまに最後や。貸してくれ』」。両親の姿に、矢部も「泣きそうになった」というが、今度こそ「最後」という約束で金を渡すことに。矢部が当時、住んでいたマンションの隣にあった一流ホテルに両親の部屋を取ったという。

 翌日、宿泊代を払うためホテルに行った矢部だったが、その支払いにビックリ。「パッと見たら、部屋代だけやなくて、ルームサービス頼んでやがった」。懲りない両親に、矢部は「こいつら、反省してないな!」とツッコミを入れると、出演者一同、大爆笑。「帰りに『しめしめ』って…」と、ハンドルを握るジェスチャーで父をいじりつつ、「フィレステーキやで?」と、見事な三段オチを披露していた。

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2021年5月29日のニュース