「ドラゴン桜」安田顕が注目のクセ者国語講師!2年半ぶり日曜劇場 阿部寛との共演「役者としてのモチベ」

[ 2021年5月29日 08:00 ]

日曜劇場「ドラゴン桜」第6話。国語特別講師・太宰府治を演じる安田顕(C)TBS
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 俳優の安田顕(47)が30日に放送されるTBS日曜劇場「ドラゴン桜」(日曜後9・00)第6話に国語の特別講師役でゲスト出演することが29日、分かった。看板枠・日曜劇場への出演と主演・阿部寛(56)との共演は、2018年10月期「下町ロケット」以来、約2年半ぶり。「ヒットドラマの続編、お慕いしている阿部寛さんの代表作の一つでご一緒できることに喜びを感じました。(阿部との共演は)役者としてのモチベーションです」と感激した。次回予告で「国語の“クセ者”講師」登場が明かされており、誰が演じるのか注目が集まっていた。

 阿部が主演を務め、05年7月期に金曜ドラマ枠でヒットした学園ドラマの16年ぶり新シリーズ。前作は、経営難の三流私立校・龍山高校を舞台に、元暴走族の弁護士・桜木建二(阿部)が落ちこぼれの生徒を東大合格へ導いた。今回の原作は、18年から週刊漫画誌「モーニング」(講談社)に連載されていた三田紀房氏の「ドラゴン桜2」。前作の原作「ドラゴン桜」(03~07年連載)の15年後を描くが、今作は現代の日曜劇場にふさわしいエッセンスを盛り込んだドラマオリジナルの物語が展開される。

 阿部が伝説の弁護士・桜木役に再び挑戦。女優の長澤まさみ(33)が桜木の教え子・水野直美役を続投。水野は一浪して東大に合格し、弁護士資格を取得した。続編はドラマオリジナルの舞台・龍海学園の教頭・高原浩之(及川光博)が学園再建のため、桜木と水野を招き、幕を開けた。

 安田が演じるのは東大専科の国語特別講師・太宰府治役。新シリーズに特別講師が登場するのは“東大数学の鬼”の異名を持つ数学特別講師・柳鉄之介(品川徹)に続く2人目。前作、特進クラスの国語は芥山龍三郎(寺田農)が教えた。

 第6話は、3日間にわたる東大専科の合宿が行われ、桜木が国語の特別講師として太宰府を招集。太宰府は原作漫画「ドラゴン桜2」にも登場。生徒の読解力を鍛える。

 安田は「ヒットドラマの続編、お慕いしている阿部寛さんの代表作の一つでご一緒できることに喜びを感じました」と感激。5人組演劇ユニット「TEAM NACS」の新作舞台「マスターピース~傑作を君に~」東京公演の合間に撮影し「舞台本番後に参加し、粛々と佇み、ひそやかに終わりました。そんな現場の感じが太宰府治っぽかったのかな」と振り返った。

 阿部との共演も、経営難に追い込まれた下町(東京・大田区)の工場・佃製作所がその技術力により困難を打ち破る様を描いた「下町ロケット」以来。阿部は佃製作所社長・佃航平役、安田は航平の大学時代の後輩にして“航平の右腕”技術開発部部長・山崎光彦役を演じた。

 「他局、映画含め、阿部寛さんに定期的にお会いできることが、自分にとってとてもうれしく、役者としてのモチベーションです。きっかけをくださった『下町ロケット』、日曜劇場、そして今回の福澤監督チームとの束の間の再会に感謝申し上げます。お誘いくださり、ありがとうございました」と謝意を表した。

 同局の飯田和孝プロデューサーは「『ドラゴン桜』に登場する特別講師は、目からウロコの勉強法を教えることはもちろん、『この人から学びたい』と思える、生徒のモチベーションを上げるワクワクするキャラクターでないといけないと思っています。今回、安田顕さんに演じていただけることになり、リハーサルの第一声から、私自身が高揚感を得ることができました」と起用理由を説明。「安田さん演じる太宰府治の授業を、お茶の間で家族揃って楽しんでいただければ、うれしいです」と呼び掛けた。

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