大腸がん闘病中の大島康徳さん「公表せずにこのまま行きたいと考えていたのですが」 体調変化を告白

[ 2021年5月29日 20:50 ]

元プロ野球選手の大島康徳氏
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 ステージ4の大腸がんと肝臓転移を公表している元日本ハム監督で野球解説者の大島康徳さん(70)が29日、自身のブログを更新。腹水がたまっていることを公表した。

 「今日は、5月29日。5月も残すところ今日を含め3日となりました。5月にいただいた仕事今月も無事終えることができました。NHKさんをはじめ皆様に感謝です」と書き始めた大島さん。「さて、ここで私の体調についてですがご報告をしなければなりません」とすると「実は、腹水がたまり始めています。痛みやその他の症状はありません」と現在の自身について明かした。

 4月中旬に腹水が少したまっていることが確認され、5月から利尿剤を服用。利尿剤の効果は31日の診察で判明するといい、「利尿剤が早くに効いてくれれば、皆様に公表せずにこのまま行きたいと考えていたのですがお腹が膨らんできているので見た目的に流石に隠せないかな?と思いまして5月の仕事を終えた現段階で公表させていただくことを決断しました」と公表に至った経緯を明かした。

 それでも「落ち込んではいませんし落ち込んでいる暇はありません。敢えて今の気持ちを表現するならば『くそったれ!』というところでしょうか(笑)」と明るくつづった大島さん。「ガンと共存するということはこういうことにも対処しながら進む、ということ。私は前を向いています」と決意を表明した。

 現役時代に中日、日本ハムでプレーした大島さんは2002年まで3年間に渡って日本ハム監督を経験。17年2月にステージ4の大腸がんを患っていることを公表した。

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2021年5月29日のニュース