高橋洋一氏「不適切表現」と謝罪 東野幸治「心残りは?」

[ 2021年5月29日 11:05 ]

 「さざ波」「屁みたいな」などの発言で内閣官房参与を辞任した嘉悦大・高橋洋一教授(65)は29日、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜前9・30)に生出演した。

 番組冒頭、「さざ波」「屁みたいな」などSNSで炎上した自身の発言について「家族からも下品だと言われた」「不適切表現だった。大変申し訳ない」と謝罪したが、発言内容については否定も変更もなし。いつも通り坦々と、時にはエキサイト気味になりながら、自身のYouTube「高橋洋一チャンネル」と同様に持論を展開した。行動制限を数値化した「ストレンジェンシーインデックス」の図を掲げて「先進国で唯一、日本だけが緊急事態条項がない。私権制限ができない」とし、「対応する仕組みがない。議論すべき。国会に私を呼ぶかは議論するのに」と憲法改正の必要性を説いた。

 MCの東野幸治(53)から「参与をやめて心残りは?」と問われると「全くないです」ときっぱり即答して平然とした顔。「元参与が2人」と振られると、その1人である京大大学院・藤井聡教授(52)が「参与の墓場か」と爆笑を誘った。藤井教授は「参与は内閣のアドバイザー。権限もないし、好きなことを言うのは自由だから」と高橋教授を弁護した。

 高橋教授は今後もYouTubeによる活動は続行していく構え。「下品な表現をするつもりはないですけど、YouTubeなら構わないでしょ」と自身のYouTubeチャンネルで語っている。

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2021年5月29日のニュース