橋下徹氏 安易な緊急事態宣言の延長には“反対”「なんで、マスクの義務化をしないのか」

[ 2021年5月25日 16:36 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事、大阪市長で弁護士の橋下徹氏(51)が、25日に放送されたTBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に出演し、「マスク着用の義務化」を改めて訴えた。

 番組の途中には、大阪府が新型コロナウイルス対策本部会議を開き、31日が期限となっている緊急事態宣言を延長するよう政府に要請する方針を決定したことが報じられた。橋下氏は大阪府の吉村洋文知事(45)の対応に「吉村さんは前回、宣言の解除を早くやり過ぎて、散々批判を全国的に受けたので、かなり慎重になっています。これは良いことで、民主国家ですから、国民の感情、意見をとらえて政治の方針を示すのは間違っていない」と話したが、一方で「緊急事態宣言の効果」については持論を展開した。

 「延長ということで、同じようなことをするのか、もっときつい阻止を取るのか。僕は一番抜けているのは、営業時間の短縮やアルコールの提供禁止ではなく、提供していないお店で営業時間の範囲内でも、飲食しているとみんなマスクを取って対話をしている。ここを抑えないことには感染者数は抑えられないと思う」

 単なる緊急事態宣言の延長では効果は薄く、再び感染者数の増加を招くことを危惧。「なんで、マスクの義務化をしないのか、ずっと言っている。今までやったことを、そのまま延長するだけで果たして、どこまで感染者数が落ちるのか。今までと違う何かをやらないといけない」と、政府の方針に意見を投げかけた。

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2021年5月25日のニュース