虎党・佐渡裕氏「負ける気しない」 16年ぶりVへ太鼓判、矢野采配を絶賛!

[ 2021年5月25日 16:01 ]

13日に還暦を迎え、スタッフに赤いベストを贈られ感激する佐渡裕氏
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 熱狂的な阪神ファンで世界的指揮者の佐渡裕氏(60)が25日、絶好調のタイガースに05年以来16年ぶりの優勝へ“太鼓判”を押した。「めちゃくちゃ強いですよね。負ける気しない」と、2位以下を大きく引き離す戦いぶりにご満悦。

 この日は甲子園球場にほど近く、自身が芸術監督を務める兵庫県立芸術文化センターで7月に上演するオペレッタ「メリー・ウィドウ」(7月16~25日。19、23日は休演)の記者会見に登壇。会見後にタイガースの話を振られると「矢野(燿大)監督が3年かけて計画的に作ってこられたチーム力。佐藤(輝明内野手)を引き当て、外国人も活躍、中野(拓夢内野手)もそうですけどルーキーたちの活躍も大きい。でもどこで投手を替えるか、どこで代打を使うか、が当たっている」と矢野監督の采配を絶賛した。

 新型コロナウイルス感染症の影響で自宅で過ごすことが多くなったが「今は夕方の6時になるのが楽しみで。(演奏などで)ヨーロッパに行っても一球一球、インターネットで(戦況を)チェックしている」と明かした。

 「メリー…」は、夫の莫大(ばくだい)な遺産を引き継いだ若く美しい女性を巡る恋の騒動を描いた傑作オペレッタ。佐渡氏は「音楽、舞台芸術、ダンス、スポーツ。こうしたものは人にエネルギーやビタミンを届けるものだとつくづく思いますね」と好調阪神に結びつけ、コロナ禍での上演成功を誓った。

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2021年5月25日のニュース