壇蜜 出演した日露合作映画の魅力熱弁も…「みなさんの心が後ろに引いた気が」

[ 2021年5月25日 18:40 ]

映画「ハチとパルマの物語」東京プレミアに出席した壇蜜
Photo By スポニチ

 タレントの壇蜜(40)が25日、都内で行われた映画「ハチとパルマの物語」(監督アレクサンドル・ドモガロフjr.、5月28日公開)の東京プレミアに、子役のアナスタシア(8)とともに出席した。

 本作は、2年もの間、空港で飼い主を待ち続け、今もロシアで多くの人に語り継がれる感動の実話“忠犬パルマの物語”をベースに、パルマを見守りその孤独を分かち合う少年コーリャとの触れ合いや、意外なきっかけで結ばれるハチ、そして大館の秋田犬たちとの絆を描いた日露合作映画。

 本作で、秋田犬の里の館長役を務めた壇蜜は、見どころを聞かれると「基本、泣かせにきています。相手は本気です。いろんな人が、いろんな事情を抱えて苦難を超えていくんですけど、“今、超えられたな”って瞬間がわかりやすく収まっていて、そこで、いい具合に(友情出演しているCHEMISTRYの)堂珍(嘉邦)さんの歌が入ってくるんです。乾いた心に染み込むような場面がたくさんあります」と紹介し、「空港で(パルマを)“なんとかしてあげたい”というみんなの優しさが、気持ちをひとつにするというところでウルっときました。学校のイベントで、(組体操の)ピラミッドじゃ泣かないんですけど、30人31脚で泣くタイプです」と自身を表現したが、会場の雰囲気を察し「若干、みなさんの心が後ろに引いた気がしたんですけど大丈夫ですか?あくまで例え話なので気にしないでください」と苦笑した。

 また、本人役で映画初出演を果たしたフィギュアスケート女子で平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワが先日、撮影地でもある大館市で行われた上映会に参加した。大のザギトワファンで「神聖視しちゃっています」と目を輝かせた壇蜜は「びっくりしましたよ。まさかご本人登場ですよ。盛り上がったでしょうね。見に行きたかった」と羨ましがり、ザギトワから「マサルの故郷に来られたことを大変嬉しく思っています。友情と愛がとてもあふれる映画です。みなさんお楽しみに」とメッセージVTRが寄せられると「親日家であるということも前々からありましたし、選手としてのパフォーマンスも素晴らしいものでしたし、少女から大人の女性になっていくところをアスリートとして見せていただいていたので、とても素敵な人だなって。これからも素敵な女性になっていくんだろうなって考えちゃいますよね。気持ち悪くならない程度に、陰ながら応援したいと思います」と目を輝かせた。

 イベントでは、本作に出演している子役のアナスタシアが、秋田犬のぬいぐるみを抱えて登場する一幕もあり、「こんばんは、アナスタシアです。みなさん、ぜひ映画を楽しんでください」と一生懸命、日本語で挨拶をすると、壇は「かわいいー!変なスイッチが入りそうです。かわいいー!」と目を細くした。

続きを表示

この記事のフォト

2021年5月25日のニュース