石橋貴明が選んだ1980年代のプロ野球ベストナインとは…二塁手は三冠王「決めるのが大変で」

[ 2021年5月4日 17:13 ]

石橋貴明
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 お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(59)が2日放送のTBSラジオ「日本生命 presents 石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)に出演し、自らが選んだプロ野球・1980年代のベストナインを発表した。

 帝京高野球部出身でスポーツに関して幅広い知識を持つ石橋が「独断」で選出した。投手の先発部門は巨人・江川卓氏(65)で、「衝撃的でした。真っ直ぐとカーブだけであれだけの三振と勝ち星を重ねていくって、ものが違うってみんな言いますもんね」。草野球で対戦したことがあるそうで、その際、左翼に安打を放ったことがプチ自慢という。

 投手の抑え部門は大洋・斉藤明雄氏(66)とし、「80年代はぶっちぎっていました」。捕手は西武・伊東勤氏(58)。「80年代はほぼ、後半は西武が1強になるんですけど、これを支えたって言うのはやっぱり伊東でしょうね」と語った。

 一塁手は西武・清原和博氏(53)だった。1年目で3割30本を記録したことに触れ「衝撃的。この後、常勝西武の4番を張り続けたわけですからね」と感嘆した。88年の日本シリーズで西武に敗れた中日の4番・落合博満氏(67)が「負けたのは4番の差」と言っていたと回顧。「それをキヨさんは『野球をやっていた中での勲章の一つ』ってハッキリ僕に言いましたから」と添えた。

 二塁手は「ロッテの時代はセカンドも」と説明、落合氏の名前を挙げた。3度の三冠王に輝いた成績は「驚異的」「恐ろしい数字」と表現。「落合さんの家で僕、ギョウザを作ったことがありまして『美味いな石橋!』って言われて」と嬉しそうに話した。

 三塁手に阪神・掛布雅之氏(65)、遊撃手に同・平田勝男氏(61)をチョイス。打撃のほか守備での貢献も印象深かったといい、「掛布さんと平田さんの三遊間は僕の見ていた時代で完璧でしたね」と語った。

 外野手は「ポジション関係なく選びました」とし、3人を選出。巨人・ウォーレン・クロマティ氏(67)、広島・山本浩二氏(74)、西武・秋山幸二氏(59)。それぞれ「巨人の中でも最高助っ人といってもいいんじゃないでしょうか」「肩は良いし打つし、まさにミスターカープ。プライベートでは本当に良い人、優しい」「走攻守、全てちょっと一枚上でしたね」とコメントした。

 DHに阪急・ブーマー・ウェルズ氏(67)を選んだ石橋は、選手について熱く語るあまり「後半駆け足で喋りましたけど」とバツが悪そう。選考に頭を悩ませたといい、「決めるのが大変で、聞いている人も『違うんじゃないか、石橋』って思っている人も多いと思いますけど。石橋貴明の独断で決めさせていただきました」と語った。「これはこうじゃないか、というお便りもお待ちしています」と呼びかけていた。

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2021年5月4日のニュース