吉村知事 テレビ番組で看護師に“異例”呼びかけ「ワクチンの打ち手にご協力頂ける方、ご連絡を」

[ 2021年5月4日 19:16 ]

 大阪府の吉村洋文知事(45)が、4日放送のMBSテレビの報道情報番組「よんチャンTV」(月~金曜後3・40)に出演。ブラウン管を通じて、看護師に呼び掛ける異例のメッセージを送った。

 大阪府でも4月に入り、ワクチン接種が始まったが、問題は注射を打つ資格を持つ医療関係者の確保。同知事も「接種能力を高めていこうとしている」と認め、さらに「ワクチンの打ち手に関しては、大阪府で看護協会さんと協力して、今は看護師の仕事をしていないけれど、資格を持っている方や、他の仕事をしている方に、何とかワクチンの協力をしてくださいと、呼び掛けている」ことを明かした。

 今月中旬から下旬にかけて、多くのワクチンが届く予定だと説明したが、そうなるとワクチンの打ち手不足が顕著になり、接種が遅れる可能性も考えられるという。そのため、現在登録制度や研修制度をつくっている最中で、大阪府でも多くの看護師確保に奔走中。同知事はテレビカメラに向かって、「このテレビを見てくださっている看護師の方で、他の仕事があるという方もいると思いますが、何とか、打ち手として協力してもいい、という方は、ぜひ大阪府か看護協会にご連絡を頂けたらと思います」と、直々に呼びかける一幕があった。

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2021年5月4日のニュース