山本美憂 総合格闘技転向を反対していた弟・KIDさん 勝利へとつなげてくれた“言葉”

[ 2021年5月4日 08:29 ]

山本美憂
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 元レスリング世界女王で、総合格闘家の山本美憂(46=KRAZY BEE/SPIKE22)が3日深夜に放送された関西テレビ「こやぶるSPORTS超」(月曜深夜0・25)に出演。18年に41歳の若さで亡くなった弟の山本“KID”徳郁さんへの思いを語った。

 レスリングから総合格闘技へ転向した理由を聞かれ、「いろんなタイミングが重なったんです。カナダに国籍を移して五輪出場を目指してたけど国籍上の問題とかで間に合わなかった。そしたらRIZINの方からお話をいただいて。弟のそばにいきたいとも思ったんです。病気もあったので、このタイミングで日本に行こうと。そばにいないと姉として心配だった」と振り返った。

 KIDさんは当初、転向を反対したという。「お姉ちゃんに打撃のあるスポーツをやってほしくない、レスリングで頑張ってほしいと言われて。私はいや、でもやりたいと。そしたら“俺にこれ以上ストレスを与えるな”とか言われてしまって」と苦笑い。KIDさんはがん闘病中だっただけに、「弟にこれ以上お願いって言えないなと思って。その後、何日間か寝技やってる写真とかを送っていたら“いいよ、じゃあ日本来い”って言われて」と美憂の粘り勝ちだった。

 KIDさんからの言葉として印象深いというのは「勝ち癖をつけろ」。「KIDと一緒に(療養先の)グアムへ移って、置いてくのも心配だったから試合をキャンセルしようと思ってたんです。でも、“絶対美憂は勝てるから勝ち癖どんどんつけてほしい”と言われて」と背中を押され、見事勝利。「勝って帰ってきて、これから勝ち癖つくかなとか話してたら、その後亡くなって。何日後かの試合も出ないということは頭になかったんです。次も勝って勝ち癖をつけなきゃとしか思ってなかった。それがモチベーションになりました」と回想した。

 KIDさんが亡くなってから12日後の試合に出場して勝ち、宙を見上げた時の心境を「絶対どっかで見てると思って」と振り返った。

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