SKE荒井優希プロレスデビュー 必殺かかと落とし連発も屈辱のギブアップ負け

[ 2021年5月4日 13:56 ]

プロレスデビュー戦でロープにエスケープするSKE48荒井優希(撮影・安田 健二)                               
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 SKE48の荒井優希(22)が4日、東京・後楽園ホールでプロレスデビューを飾った。相手の強烈な絞め技に耐えきれず屈辱のギブアップ負け。苦いデビュー戦となった。

 新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が発令中のため無観客での実施。20分1本勝負のタッグマッチに臨み、「アップアップガールズ(プロレス)」の渡辺未詩(21)をパートナーにリングインした。

 荒井は序盤から相手に押され、あごを反り上げる絞め技「キャメルクラッチ」で「うぅっ!」と悶絶の表情を浮かべて、思わずロープにエスケープする場面もあった。反撃を開始したのは試合時間が10分ほど過ぎた頃。バレエ仕込みの必殺技「かかと落とし」を相手の脳天にさく裂させた。最後の力を振り絞って3カウントを狙ったが、惜しくも返されると余力は残っていなかった。最後は絞め技から逃れられず力尽きた。

 試合後倒れ込む荒井に対し、対戦相手の伊藤麻希(25)がマイクを握り「お前は弱い」と痛烈な言葉を浴びせ「きょうの試合で満足すんなよ。何年かかってもいいから伊藤麻希を潰しに来い。何回でも潰してやるよ」と挑発した。

 荒井は伊藤の挑発に乗らず「きょうは負けちゃったけど、絶対強くなるので見ててください。宜しくお願いします」と礼儀正しくあいさつしリングを降りた。

 デビュー戦はインターネットで生配信された。大のプロレス好きで、先月29日にSKE48を卒業した松井珠理奈(24)も視聴したことを明かし、ツイッターで「優希ちゃんデビューおめでとう デビューをしっかり見守れたから、ここからプロレスラーとしての彼女も楽しみになりました。『絶対強くなる。』その言葉忘れないよ」と今後の活躍に期待を寄せた。

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