三浦瑠麗氏 容姿侮辱案に「ズレっぷりにあきれた」が…「ダメ出しされてよかったって事例」

[ 2021年3月21日 12:03 ]

三浦瑠麗氏
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 国際政治学者の三浦瑠麗氏(40)が21日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。東京五輪・パラリンピックの開閉会式で演出の総合統括を務めるクリエーティブディレクターの佐々木宏氏(66)が、女性タレント渡辺直美(33)の容姿を侮辱するような演出プランを提案していたことが判明し、騒動に発展したことについて私見を述べた。

 三浦氏は「週刊文春デジタルがこれを報じた時に、渡辺直美さんの写真がトップに出て、ブタって…ギョって思ったんですよ。(それで記事を)見て、オリンピックの国際的な場でその演出を考えるズレっぷり、国際的な文脈は分かってない度合いにちょっとあきれたんです」と私見。「プラスサイズの女性が最近、どういうふうに取り扱われているか。『むしろあなたはそのままで素晴らしい』っていう、決して日本みたいに落としてその卑屈な感じで笑いを取るという日本の文化とは全く違う」としたうえで「日本の文化がいいかどうかも別として、(文化の違いを)踏まえたほうがいいことが刷新したほうがいいことはある」と続けた。

 さらに、「気になったのは内部文書の漏えい。守秘義務違反をしてよっぽど許される事例は、法律違反したり、だましたり、それを隠ぺいしていた場合だけなので、今回のような内紛はそれに当たらない。この情報漏えいはないんじゃないかなと思う」との見解も示した。

  佐々木恭子アナウンサー(48)は「今回のLINEを見ていても佐々木(宏)さんの発言に対し、MIKIKOさんがすぐに『それはないですよ!』って言える空気あったっていうのが1つだけちょっとプラスな面かな」と指摘。これに、三浦氏は「(そもそも)この事例はみんなからダメ出しされて良かった!って事例だと思う」と応じた。

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2021年3月21日のニュース