山田雅人、鶴瓶ラジオに飛び入り参加　前回出演の大反響受け

山田雅人
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　お笑いタレント山田雅人（60）が21日、ニッポン放送「笑福亭鶴瓶　日曜日のそれ」（日曜後4・00）に飛び入り参加した。

　パーソナリティーの落語家・笑福亭鶴瓶（69）を師と仰ぎ、語りの勉強のため毎週のように同番組を見学に訪れている。14日の放送では、鶴瓶からついに初めてゲストとして呼ばれ、ライフワークの一人語りを披露していた。

　長嶋茂雄の天覧試合、高橋尚子と恩師・小出義雄さんとの物語などを、自身の取材をもとに独自の世界観でトーク。絶品の話芸に、各方面に反響が殺到したという。鶴瓶から「今日も来てますからね」と紹介されると、山田はスタジオに飛び入りし、「僕の個人メールにもすごい数（の感想）が来まして。ラジオで生放送で掛け合いの中でやるというのがなかったので」と明かした。

　番組には、過去に静岡・草薙球場で山田が披露した、かつての巨人の名投手・沢村栄治の語りを聞いたリスナーから便りが寄せられた。鶴瓶から「それちょっと、今日、短くできるの？」と急に振られると、山田は「できますよ」と即答。剛速球投手として期待されながら、戦火に散った沢村の悲運の生涯を、流れるような語り口で披露した。

　語りを聞いた鶴瓶は「もう2度と出てもらうことはないと思いますけども」とコメント。いじりかと思いきや、「これ、（他の番組に）取られるな。そう思いました」と、山田に最大級の賛辞を送っていた。