五輪演出名乗り!?のたけしに国分太一大慌て「何の話をしてるんですか」

番組の宣伝ボードを手に意気込むビートたけし（左）と国分太一
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　ビートたけし（73）が「TOKIO」国分太一（46）とMCを務めるテレビ東京系の新番組「レベチな人、見つけた」（30日スタート、火曜後11・06）の制作発表会見にオンラインで出席し、東京五輪・パラリンピックの開閉会式の演出に突然、名乗りを上げた。

　会見に国分とともに出席したたけしは、番組への意気込みを聞かれると、いきなり話を大脱線させた。「この番組はもう始まりますけど、まだガタガタ言ってるオリンピックがありますね。あの総合演出は私にやらせて下さい。佐々木っていうのはダメですからね」。お笑いタレント渡辺直美（33）への侮辱的な演出提案を理由に、東京五輪・パラリンピックのクリエーティブディレクターを辞任した佐々木宏氏（66）の名前を挙げてアピールした。さらに、「私がやれば、少ない予算であっと驚くような宇宙船と…宇宙船が着陸して出てくるとか、そういうのをやっていく。今からでも遅くない」と続けた。

　番組とは関係ない意気込みに、国分は大慌てで「たけしさん、何の話をしてるんですか？」とツッコミを入れた。するとたけしは、「野村萬斎、いらない」と、昨年まで総合統括を務めていた狂言師・野村萬斎（54）までもバッサリと切り捨てるなど、さらに“たけし節”をさく裂させた。

　コメディアンであると同時に、映画監督・北野武としても実績を重ね、「世界のキタノ」と称されてきたプライドもある。「オリンピックというのは映画監督がみんなやるもんで。張芸謀（チャン・イーモウ）とか私とか。イギリスの監督も。その私、この番組をやってるという。そのおもしろさったらないですから」と自虐も込めてコメント。最後は「渡辺直美さん、ガリガリです。やせすぎてます」と、騒動で渦中の人となった渡辺をジョークでフォローしていた。