“元自衛官芸人”やす子 陸自時代のぽんこつぶり披露「勝手に違う道を作って怒られた」

[ 2021年3月21日 15:25 ]

関西テレビの社屋
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 自衛隊出身の女性お笑いタレント・やす子(22)が、21日放送の関西テレビ「マルコポロリ!」(日曜後1・59)に出演し、自衛隊時代のぽんこつエピソードを明かした。

 番組では「あの女芸人いったい何者!?徹底解剖SP」と題し、個性派女性芸人を特集。TBS系「サンデージャポン」などでブレーク中のやす子は、芸人になるまでのいきさつを再現VTRで紹介された。陸上自衛隊を除隊後、友人の誘いでお笑いの道に入ったという異色の存在。自衛隊時代も含め、人生でテレビと触れる機会が少なく、テレビタレントや人気番組などの知識もほとんどないという。今年1月に初出演した、若手芸人の登竜門的番組「ぐるナイおもしろ荘」も知らず、「自衛隊は“ふたさんまるまるじ(23時)”消灯ですから、見たことありません」と答えたエピソードで笑わせた。

 MCの東野幸治(53)から「何が一番、つらかったの?」と自衛隊時代の訓練について聞かれると、やす子は「行軍という訓練でして」と告白した。「20キロの荷物を背負って、5キロの銃を持って、5キロのヘルメットをかぶって、夜中に山道を40キロずっと歩く。きつかったです」。東野が「泣きながら行軍したわけ?」と振られると、「いや、泣いてはないです」ときっぱり否定。すると、東野が他の出演陣に、「東野さん、当たらないですね~」などとツッコミを受けまくる事態になった。

 自衛隊では、ブルドーザーで大失敗の経験があるという。「ブルドーザーの運転士で、道を作る部隊にいたんですけど、削ってはいけないところを思い切り削ったり、勝手に違う道を作って怒られちゃったりしました」と苦笑いで告白。東野から「そりゃ怒られるわ」と指摘されていた。

 番組では、「自衛隊50音」という得意ギャグを披露した。50音の1文字を、自衛隊っぽい言葉や表現で返すというもの。ところが、「た」に対しては「えー…田中上官」と返答、「る」に至っては「るだ上官」となぞの回答で、ぽんこつぶりを生で披露。出演者らをずっこけさせていた。

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2021年3月21日のニュース