林修氏、ドハマリの「YOASOBI」に感心 自身の20歳は「麻雀とパチンコやってただけ」

[ 2021年3月8日 21:05 ]

予備校講師でタレントの林修氏
Photo By スポニチ

 音楽ユニット「YOASOBI」のコンポーザーAyase(26)とボーカルikura(20)が7日放送のTBS「林先生の初耳学」(後10・15)に出演し、下積み時代について明かした。

 2019年にユニットを結成し、同年12月に配信シングル「夜に駆ける」でデビュー。ストリーミング再生4億回超えの大ヒットで一躍スターダムにのし上がり、昨年末のNHK紅白歌合戦に初出場した。「YOASOBI」の楽曲にドハマりしているMCの予備校講師でタレントの林修氏(55)からデビュー前の生活を聞かれ、Ayaseは「ひたすらにバイトをしていた感じなんですけど。そのかたわらでボカロP、ボーカロイドというソフトを使って楽曲を作って、ネットに投稿する活動をしていました」。

 ボカロPとしての収入はゼロに等しく、バイト頼みの日々だったという。「僕、お金なさすぎて家もなかったので。妹2人が東京に出てきていたので妹の家に転がり込んで、2DKの『DK部分』に住んでました。キッチンを見ながら寝てましたね」と告白。「その家を引っ越したのも去年の話で、まだ1年経っていないいぐらいです」と笑いながら明かした。

 一方のikuraは、小学生で作詞作曲を始め、中学3年生ぐらいからオーディションを受けるもことごとく惨敗。夢を追う人がたくさんいる中で、どうすれば頭1つ抜け出せるか?悶々とした学生時代を過ごしつつ、路上ライブなどを行い、その映像をSNSに投稿していたという。当時を振り返り、「客観的に自分を見ることは大事なんだなって、高校3年生ぐらいの時に気付きました。それまで歌い続けていれば、いつか夢は叶うって思っていたんです」とikura。「でもいくつもの階段があって、その階段を自分の手で足で、積み重ねていかなければいけないことに気付いてからは、レコード会社の方に『曲を聞いてください』と言いに行ったり」と明かし、「誰かに見つけてもらうのを待っているだけだと年齢だけが過ぎていく。だからこそ待ちの姿勢じゃなくて、自分から行くっていうことをしていかないと、夢は叶えられないなって気付いて」。

 ikuraのしっかりした考えを聞き、感心した林氏は「20歳ですよね?(自分の)20歳って、麻雀とパチンコやってただけですけどね」と回顧。そんな林氏にikuraは「人それぞれですから、あれですけど。すいません、ちょっと言葉足らずでした」と返し、笑いを誘っていた。

続きを表示

2021年3月8日のニュース