カンニング竹山 “家宝”の高級バイオリンの値段にびっくり「やられたなー!」

[ 2021年3月8日 14:52 ]

カンニング竹山
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 お笑いタレント・カンニング竹山(49)が8日、月曜パートナーを務めるTBSラジオ「赤江珠緒 たまむすび」(月~木曜後1・00)に出演し、幼い頃、父がだまされて高級バイオリンを買っていたことを明かした。

 竹山は「オレも驚いた竹山家の話があって」と前夜兄から「聞いてくれ」と連絡があったとした。福岡市出身で裕福な家庭に育った竹山は幼い頃、兄とともにバイオリンを習わされていたが、6歳年上の兄は中学校に入る頃に大人用の高級バイオリンを買い与えらえたという。バイオリンには「ドイツ製」と書かれており、「オレの記憶だと、確かそれ100万くらいするって聞いてた」と竹山。兄はその後バイオリンをやめてしまったが、父が買った“家宝”として「手放してはいけない」と現在まで保管していたとした。

 だが、兄の家族にはバイオリンを弾くものがおらず、竹山は現在もバイオリンを弾くことがあるため、兄は「宝の持ち腐れだから」と竹山に譲るか、売るかと考え、実際の価値を知るべく楽器店で査定をしてもらったという。すると店からは「ドイツ製のメーカーだが、作っているのは別の国で、実際は5万円にも満たない」との回答が。兄は「そんなわけない」ともう一軒査定に行ったが、再び「5万円にも満たない」と言われたとした。

 竹山は2、3年前にバイオリンを購入した際、バイオリニストの知人数人から趣味でしっかりと始めるなら30万円くらい、弓も1本7万円くらいのものが必要と言われたと言う話を兄にもしたという。そして「ただ、(父は)当時本当に高額で買っている。もう時効だからいいと思うけど、オレと兄貴がバイオリンを習っていた先生がいる。名前も顔も忘れたけど。言葉は悪いけど、“ババア”でした。その“ババア”がだましやがったとしか考えつかない。『やられたなー!』って。死んだ親父も親父だけど」とし、兄からも「隆範、やられたぞ!」と言われたとした。

 続けて兄に「兄ちゃん、バイオリンどうすると」と聞くと「いらん!」の一言だったとし、「たぶん当時この家成金で、金持ってると思って無理やり売られたんだろうね。安いやつをつかまされたんだろうね」と竹山。「逆に兄貴が自分で分かってくれて良かったな、と。オレが『開運!なんでも鑑定団』とかから出演依頼とか来て持って行って恥かくよりはさ。助かったよ、ほんとに。びっくりしたよ」としみじみと話した。

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2021年3月8日のニュース