阿佐ヶ谷姉妹の切ない卒業式 妹・美穂は“自主退出”、姉・江里子はシュールな風貌で舞台に

[ 2021年3月8日 20:46 ]

阿佐ヶ谷姉妹
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 お笑いコンビ「阿佐ヶ谷姉妹」が8日、月曜パートナーを務める文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ」(月~金曜後1・00)に生出演し、卒業式にまつわる苦い思い出を語った。

 オープニングでは、卒業シーズンとあって「仰げば尊し」で美声を披露。パーソナリティーの大竹まこと(71)から卒業式の思い出を問われると、妹の木村美穂(47)は高校の卒業式について話した。「音が響くようなシーンとした空間で卒業式をしたら、合間のシーンとしてる時に私のおなかがぐーっと鳴って。ちょうどシーンとしてる時にだけ、ぐーって鳴って。響き渡って、反響するんです」。静寂の瞬間に限って鳴るおなかに、周囲も木村の方を振り返って反応。しまいには、「あまりにも何回も、シーンとしている時にぐーぐーぐーぐー鳴るもんですから、隣の優等生の子に『もういい加減にして』って」と怒られたという。

 木村は「あまりにも止まらなくなっちゃったので、通路に出て終わるまで座ってました」と、ホールから“自主退出”したという。「他の人、全然鳴らないんですよね。何でですかね?」と話すと、相方の渡辺江里子(48)は「こっちが聞きたいわよ」と突っ込んでいた。

 対する渡辺は、大学の卒業式と、当時通っていた劇団「東京乾電池」養成所の卒業公演がバッティングしたことを明かした。悩んだ結果、渡辺は公演出演を取り、卒業記念の袴の写真を別日に撮影したという。ところが、連日のハードな稽古のせいか、親知らずが痛み出し、急きょ抜くことに。「安静にもしないで稽古を続けてたら、見る見る間に青あざと腫れがハンパなくなって、ほっぺたが青と黄色みたいな色にふくらんじゃって」とハプニングを告白した。本番は「昭和の時代の人が巻いてる、茶巾みたいなのを頭の上で縛って」乗り切ったという。

 渡辺の役どころは「離婚を考えている主婦みたいな役」。にもかかわらず、役柄にはまったく関係ないシュールな風貌で舞台をやりきったという。演技上も説明は一切なく、「何だったんだろうか…」と振り返った。

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2021年3月8日のニュース