渡辺3冠 糸谷八段下し9連覇に王手 棋王戦5番勝負第3局

[ 2021年3月8日 05:30 ]

糸谷哲郎八段に勝利し、感想戦でほほ笑む渡辺棋王
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 将棋の第46期棋王戦5番勝負第3局は7日、新潟市で行われ、渡辺明棋王(36)=王将、名人含む3冠=が133手で挑戦者の糸谷哲郎八段(32)を下した。

 渡辺はシリーズ成績を2勝1敗とし、同棋戦9連覇にあと1勝。「終盤は逆転されたと思っていた。次局(17日)が日程的にすぐあるので、流れを切らさないように頑張りたい」と話した。

 並行開催中の第70期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負でも永瀬拓矢王座(28)に3勝2敗で王手をかけている渡辺は、通算タイトル獲得数で谷川浩司九段(58)に並ぶ歴代4位の27期にダブルリーチとなった。

 王将戦の第6局は13、14日に島根県で予定されている。

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