ジャニーズ事務所 コロナ感染した所属タレントへの誹謗中傷の投稿、コメントに配慮求める

[ 2020年12月24日 20:06 ]

ジャニーズ事務所
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 ジャニーズ事務所が24日、公式サイトで新型コロナウイルスに感染した所属タレントに対するSNSを中心とした誹謗中傷の投稿、コメントへの配慮を求めた。

 ジャニーズ事務所は以下の通り発表した。

新型コロナウイルス感染症に関するお願い

 日頃より、所属タレントを応援していただき、誠にありがとうございます。

 弊社所属タレントで新型コロナウイルスに感染したものに対するインターネット・SNSを中心としたご投稿・コメントについてお願いがございます。

 弊社におきましては、現場での感染予防対策と併せて、タレントを中心とする定期的なPCR検査や、感染者・濃厚接触者が確認された現場におけるタレント、マネージャーや周辺スタッフのPCR検査を連日、実施しており、所属タレントも責任感をもってこれらの取り組みに積極的に参加しております。

 これは、仕事の性質上、やむを得ずマスクを外す機会が多いタレントができる限り安心して仕事に臨むことができる環境を作るために、また、万が一のことがあった場合の影響を最小限にするために必要であると考えて実施しているものでございます。

 かかる取り組みに対しましては、多数の皆様より、応援やお見舞いのメッセージを頂戴しており、タレント達も大変勇気づけられております。

 その一方で、連日、陽性者並びに濃厚接触者に該当するタレントが出てくる中で、一部の方からではございますが、感染したタレントへの理由なき誹謗中傷とも取れる投稿・コメントなども散見されますことから、くれぐれも真実に基づかない投稿・コメントなどはお控えいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

 無症状の場合や発症前に陽性反応を確認し、早期に活動を止めるケースも出てきていることから、検査体制を整えることの意義を実感しております。現在、全国的に感染者数が増加傾向にあることから、弊社におきましても、特にこの1週間でPCR検査を必要とするケースが飛躍的に増え、その数は800件に上ります。引き続き、検査を継続することで感染拡大を少しでも防ぐことができますよう、努めてまいります。

 改めまして、医療従事者の皆様をはじめ、感染予防対策、PCR検査等における関係者の皆様のご理解とご尽力に感謝申し上げます。そして、弊社所属タレントを含め新型コロナウイルスに感染された皆様に対するご配慮をいただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

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2020年12月24日のニュース