萩谷麻衣子弁護士 不起訴の安倍前首相に「偽証罪の対象となる証人喚問で答えていただきたい」

[ 2020年12月24日 16:57 ]

TBS社屋
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 弁護士の萩谷麻衣子さんが24日、TBS「Nスタ」(月~金曜後3・49)に出演。安倍晋三前首相が「桜を見る会」前日の夕食会費用補てん問題を巡り、同日午後6時から国会内で記者会見すると事務所を通じて発表したことに言及した。

 安倍前首相は25日の衆参両院の議院運営委員会で、首相在任中の答弁に関し説明、訂正する。東京地検特捜部は政治資金規正法違反(不記載)容疑などで告発された安倍氏を嫌疑不十分で不起訴処分とし、同法違反罪で公設第1秘書を略式起訴した。

 「今後、“秘書からそのように聞いていたから答弁した”という説明では当時の総理の対応としてとても正当化できるものではないと思う。なぜ自分の所に明細がないのであればホテルから資料を取り寄せるなどして確認して答弁しなかったのか、状況から見て答弁する段階で本当に安倍さんが事務所が補てんしていたことを知らなかったのかなっていうのは疑問に残るところ。本来であれば国民に誠実に説明するのであれば偽証罪の対象となる証人喚問で答えていただきたいと思います」と自身の見解を述べた。

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