かまいたち“野望”1000回、1・14スタート MBSテレビ新番組MCに意気込み

[ 2020年12月24日 06:00 ]

MBSテレビの新番組「かまいたちの知らんけど」をPRするかまいたち・山内健司(左)と、ゆりやんレトリィバァがネタで使う水着を着て登場した濱家隆一(提供・MBS)
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 来年1月14日スタートのMBSテレビ「かまいたちの知らんけど」(木曜後11・56)のリモート会見が23日、大阪市内の同局で行われた。MCのかまいたち・濱家隆一(37)、山内健司(39)が、マヂカルラブリーが優勝した今年の「M―1グランプリ2020」について話し、濱家は「自分たちが出てないM―1は15年ぶりで、新鮮な気持ち。すごく面白かった」。一方の山内は「審査員を狙ってるので、審査員目線で見させてもらった」と大役に名乗りを挙げた。

 18年4月に東京へ本拠地を移してから2年がたった今年の夏頃から、2人のテレビの出演回数はコロナ禍にもかかわらず激増。今年を漢字1文字で表し、山内が最初はナイキのロゴを見せた後に「飛」、濱家が「躍」。2人で「飛躍」とそろえた。「運がいいのが重なってる。ラッキー」と濱家。山内も「理由がよく分からない。急にMCの仕事が増えた」。何度も優勝争いをしたM―1での高評価がようやく実を結んだ形だ。

 今年のM―1は「ネタ飛ばすな。頑張れ」と後輩芸人を応援していた濱家。「個人的には見取り図をメチャ応援していた。こうやってボクらのことを見ててくれたんだろうなと、身内の気持ちを分からせてくれました」と山内も思い入れは強かったようだ。

 2月、10月に放送した同名の番組が好評でレギュラー化が決定。関西人がよく使うと言われる「◯◯したら面白い、知らんけど」と思う曖昧な情報や企画を検証、実践するバラエティー。ロケ中心の番組で、視聴者からの「Twitter」でのアンケート機能を使って、多数決の結果でロケの展開を決める。民意を反映して進める「完全ノープランロケ」となる。

 濱家は「東京へ行ってからスタッフさんは丁寧に扱ってくれる。でも、大阪の、デビューから知る作家さんたちは無茶をさせるんで。地盤を固めて、スタッフを一掃する」と宣言。山内は「ウチのローンがまだ30何年かある。今回のレギュラーにしがみついて、78歳までやる。(トミーズ)雅さんみたいに1000回は続けたい。7時間生放送もやりたい」と、先日1000回記念特番を放送した同局「せやねん!」(土曜前9・25)を引き合いに出して笑いを誘った。

 また、お笑いコンビ「アインシュタイン」の稲田直樹(35)、河井ゆずる(40)が地上波初の冠番組MBSテレビ「アインシュタインの愛シタイン」(木曜深夜0・25)も14日にスタート。稲田、河井がより「愛される」芸人を目指すため、「したいこと」=「シタイン」をとことんやりつくすバラエティー番組。

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2020年12月24日のニュース