来年後期朝ドラ「カムカムエヴリバディ」3人のヒロインは深津絵里&川栄李奈&上白石萌音

[ 2020年12月24日 11:03 ]

2021年度後期の連続テレビ小説が「カムカムエヴリバディ」のヒロインに決まった(左から)上白石萌音、川栄李奈、深津絵里
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 NHKは24日、2021年度後期に放送する通算105作目の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」のヒロインに、女優の深津絵里(47)、川栄李奈(25)、上白石萌音(22)の3人が決まったと発表した。上白石と川栄は全3061人の応募者の中からオーディションで選ばれた。上白石と深津は朝ドラ初出演となる。

 同作は朝ドラ史上初めてヒロインが3人登場する朝ドラ通算105作目。ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母(安子)・母(るい)・娘(ひなた)の3世代ヒロインが戦前から戦後、そして令和まで物語を紡いでいく。舞台は京都、岡山、大阪となる。安子役を上白石、るい役を深津、ひなた役を川栄がそれぞれ演じる。

 脚本は07年の朝ドラ「ちりとてちん」などを手掛けた藤本有紀さんのオリジナル作品。戦争で夫と死に別れた祖母、英語を憎みつつもジャズソングに救われた母、ラジオ講座に居場所を見つける娘と、3人の女性がラジオで英語を聴き続けてそれぞれの夢への扉を開いていく。タイトルの「カムカムエヴリバディ」は、終戦直後の日本で元祖英会話ブームを巻き起こした平川唯一さんのラジオ英語講座・通称「カムカム英語」のオープニング曲の題名からきている。

 7月の発表時に、今年8月に出演者オーディションを実施し、主人公となる3人のヒロインのうち、少なくとも1人はそこから選出されるとされていた。オーディションを経て主演が決定するのは「半分、青い。」(18年)以来となる。クランクインは21年春頃を予定。

■上白石萌音コメント
「連続テレビ小説への出演はずっと大きな目標でした。大好きな『英語』と『ラジオ」で』紡がれるこの作品で夢が叶うこと、本当にうれしく思います。オーディションの時、スタッフの皆さんの空気感がとても温かくて、このチームの一員になりたいと強く思いました。けれど自信は全く無かったので、知らせを受けた時は心底驚きました。今はとにかく大阪の地で皆さんと再会する日が待ち遠しいです。深津絵里さん、川栄李奈さんへと続くリレーの第一走者として、しっかりバトンをおつなぎできますよう、そして皆様の朝を明るく照らせますよう、誠心誠意務めます」

■深津絵里コメント
「この度、105作目のヒロインを務めることになりました。105という数字の重みに責任を感じています。これまで、おひとりでヒロインを務めてこられた方々の覚悟を想像すると、尊敬の念しかありません。でも、今回は3人です!あふれる魅力全開の、萌音さんと李奈さんと一緒なら怖いものなし!とてもとても心強いです。脚本の藤本さんから生み出される、それぞれの時代の女性を、3人できらきらと輝かせていけたらと思います。今日も、また明日も。毎朝8時にお目にかかれるのを楽しみにしております」

■川栄李奈コメント
「この度連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』ひなた役を務めさせて頂くことになりました。朝ドラヒロインは一つの大きな夢であり、何度もオーディションに参加させて頂きました。受かるまで受け続けようという気持ちでいて、今回も自分の全力を出し切って結果を待っていたので受かったと聞いたときは信じられないほどうれしかったです。先日、制作の方々や上白石萌音さん深津絵里さんともお会いさせて頂き、徐々に現実味が帯びてきてワクワクとドキドキでいっぱいです。以前、『とと姉ちゃん』に出演させてもらった際にヒロインの高畑充希さんがとてもパワフルですてきな方だったので、私も周りの方々にパワーを与えられるように楽しく明るく撮影に挑めたらなと思っています。大阪は、以前仕事で何度か行かせてもらい、大阪ならではの街並みや風景、人情あふれる温かい人たちにとても元気をもらっていたので長期間の撮影ですが今から楽しみです。少しでもみなさんに笑顔をお届けできるよう精一杯頑張ります」

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