HIKAKIN 上京時の全財産は2万円と段ボールの食料「食パンにココアの粉をかけて…」

[ 2020年12月24日 14:14 ]

ユーチューバーのHIKAKIN
Photo By スポニチ

 人気ユーチューバーのHIKAKIN(31)が24日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)に出演し、休みなしの生活とブレーク前の苦労話を明かした。

 06年にYouTubeチャンネルを開設し、動画の総再生回数は130億回超え。現在はゲーム実況やチャレンジ企画など連日、動画を配信し続けている。撮影から編集まで1人でやっており、番組に自宅の様子も公開した。最後の休みを聞かれると、「正直、ないです」と多忙な日々を告白。「今日休んじゃうと明日の動画が…とか、常に追われ続けてる感じです。動画が好きなのかなと思うので続けられている」と続けた。

 「徹子の部屋」は今年で45年。「同一司会者による番組の最多放送回数」のギネス記録を持つ。HIKAKINは「徹子さんのギネス(記録)、あるじゃないですか?それを聞いちゃうと、ウオーミングアップくらいなのかな」と、司会の黒柳徹子(87)に頭を下げ、敬意を表していた。

 新潟の高校を卒業後、東京のスーパーで働きながら得意のヒューマンビートボックスで芸能界入りを目指したころもあり、黒柳の前でその技術を披露した。上京直後は極貧で、母からもらった現金2万円と段ボールに入った食料が全財産。「今思うと、もうちょっとくれても良かったんじゃないか」と笑いつつも、「値引きされた食パンにココアの粉をかけて、むせながら食べてました。それで1カ月後の初任給までしのいだ思い出があります」と振り返った。

 HIKAKINが興味を持ったことに、家族は背中を押してくれたという。「『東京に行って芸能を目指したい』と漠然と言っても、『あなたが目指したいならいいんじゃない?』って言ってくれて。反対されたことがない」と明かし、「僕もいつか親になったらそう言いたいですね」と誓っていた。

 黒柳は「子供が何やってるか分からない。『ぶぶぶっぶっぶっぶっ、ぶぶぶっぶ』なんてやりながら『東京行ってくる』って言って。どうなることやらと思いますよね」と親の思いを代弁しつつ、ヒューマンビートボックスの口まねを披露していた。

続きを表示

2020年12月24日のニュース