杉村太蔵 政府の予備費7兆円出し惜しみに疑問「なぜ使わないでこんな苦しい思いをさせてるのか」

[ 2020年12月24日 15:09 ]

元衆議院議員でタレントの杉村太蔵
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 元衆院議員でタレントの杉村太蔵(41)が24日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に出演し、コロナ禍での政府の財源出し惜しみに疑問を投げかけた。

 東京都での飲食店へのさらなる時短要請が議論される中、番組では「(時短を)やったところで、守らない店に人が流れていく」と話す飲食店店長の話などを紹介した。すると杉村は、第2次補正予算案で計上された10兆円の予備費に言及。「頭来てるのは、予備費って10兆円作ったわけですよ。気づいたら12月の頭で7兆円残ってるっていう」と、口調を荒らげて指摘した。さらに「お金がないから配れないなら分かるけど、財源を用意しているにも関わらず、なぜ使わないでこんな苦しい思いをさせてるのか本当に分からない」とも訴えた。

 これについて、元経産官僚で慶応大大学院教授の岸博幸氏(58)は、「予備費はいざという時のためになるべく使わないでおこう、という役人的な思考になっちゃった結果」と推測。「本当は今、使わないとダメなんです。来年3月からワクチンが出回ることを考えたら、この冬が最後の勝負とも言えますから、ここで金を使わないでどうするんだ」と、杉村に同調した。

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2020年12月24日のニュース