深津絵里 来秋朝ドラヒロインは上白石&川栄と「一緒なら怖いものなし!」

[ 2020年12月24日 11:34 ]

2021年度後期の連続テレビ小説が「カムカムエヴリバディ」のヒロインに決まった(左から)上白石萌音、川栄李奈、深津絵里
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 NHKは24日、2021年度後期に放送する通算105作目の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」のヒロインに、女優の深津絵里(47)、川栄李奈(25)、上白石萌音(22)の3人が決まったと発表した。上白石と川栄は全3061人の応募者の中からオーディションで選ばれた。上白石と深津は朝ドラ初出演となる。

 同作は朝ドラ史上初めてヒロインが3人登場する朝ドラ通算105作目。ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母(安子)・母(るい)・娘(ひなた)の3世代ヒロインが戦前から戦後、そして令和まで物語を紡いでいく。舞台は京都、岡山、大阪となる。安子役を上白石、るい役を深津、ひなた役を川栄がそれぞれ演じる。

 深津は、同局を通じてコメントを発表。「この度、105作目のヒロインを務めることになりました。105という数字の重みに責任を感じています」と率直な心境を打ち明けた。

 これまでの朝ドラを振り返り「おひとりでヒロインを務めてこられた方々の覚悟を想像すると、尊敬の念しかありません」としたうえで、「でも、今回は3人です!あふれる魅力全開の、萌音さんと李奈さんと一緒なら怖いものなし!とてもとても心強いです」とチームワークを強調。

 「脚本の藤本さんから生み出される、それぞれの時代の女性を、3人できらきらと輝かせていけたらと思います。今日も、また明日も。毎朝8時にお目にかかれるのを楽しみにしております」と伝えた。

 脚本は07年の朝ドラ「ちりとてちん」などを手掛けた藤本有紀さんのオリジナル作品。戦争で夫と死に別れた祖母、英語を憎みつつもジャズソングに救われた母、ラジオ講座に居場所を見つける娘と、3人の女性がラジオで英語を聴き続けてそれぞれの夢への扉を開いていく。タイトルの「カムカムエヴリバディ」は、終戦直後の日本で元祖英会話ブームを巻き起こした平川唯一さんのラジオ英語講座・通称「カムカム英語」のオープニング曲の題名からきている。

 7月の発表時に、今年8月に出演者オーディションを実施し、主人公となる3人のヒロインのうち、少なくとも1人はそこから選出されるとされていた。オーディションを経て主演が決定するのは「半分、青い。」(18年)以来となる。クランクインは21年春頃を予定。

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2020年12月24日のニュース