杉村太蔵 不起訴の安倍前首相めぐるしどろもどろ発言に“恩師”岸博幸氏が喝「答弁としては0点」

[ 2020年12月24日 16:58 ]

元衆議院議員でタレントの杉村太蔵
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 元衆院議員でタレントの杉村太蔵(41)が24日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に出演し、安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」前日に主催した夕食会の費用補てん問題で、政治資金規正法違反(不記載)容疑などで告発された安倍氏が嫌疑不十分で不起訴処分となったことについて、しどろもどろのコメントを繰り返した。

 安倍氏はこの日午後6時から会見する見通しだが、国会での説明について自民党は非公開で調整しており、公開を求める野党が反発している。これについて、MCのフリーアナウンサー宮根誠司(57)が「全国民に説明するなら、公開が筋のような気がする」と私見を語ると、杉村は「まずは…会見を聞いて…からじゃないと…」と歯切れの悪い一言。宮根アナから「武部さんとか二階さんに怒られるから、ちょっと緩まってるぞ、言葉が」といじり半分に指摘された。

 元経産官僚で慶応大大学院教授の岸博幸氏(58)は「それで本当にいいのかという気がしますね」と、政府の方針に疑問符を付けた。一方、同大学院に在籍し、岸氏の教え子に当たる杉村は「まずは本日の会見をしっかり見て、ですね」と、再び同じコメントでかわした。

 さらに宮根アナが安倍氏の立場に成り代わり、「僕だったら烈火のごとく怒りますけどね。(秘書を)クビにしますけどね」と、略式起訴になった公設秘書への怒りを口にしても、杉村は「まあ…」とだんまり。奥歯に物が挟まったような態度で、岸氏から「太蔵君、答弁としては0点ですね」と強烈なダメ出しを食らっていた。

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2020年12月24日のニュース